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*目次 [#tdda318d]
諸事情により解錠の方法については公開を停止します。~
書籍『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』では、錠前の構造、歴史、鍵開けについて詳細に解説しているので、そちらを参照してください。

#contents

*宣伝 [#ed3b39b6]

 鍵開けに関するページでは、古かったり、誤った解釈をしていたりするところが多々あります。今後は少しずつ修正する予定です。~
 錠前の構造、歴史、鍵開けの方法を載せた『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』が発売されています。サイトの内容はほとんど参照しないで書いたので、あまり重複していないと思います。

[[&ref(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/lock/img/cover_mini.png,nolink,『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』公式サイト);>http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/lock/]]

 興味がある方は[[公式サイト:http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/lock/]]を参照してください。[[Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4781702228/]]でも発売中です。
-興味がある方は[[公式サイト:http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/lock/]]を参照してください。
-[[Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4781702228/]]でも発売中です。



*道具の確認 [#d1cae0a5]
//*目次 [#tdda318d]
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//#contents
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//*宣伝 [#ed3b39b6]
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// 鍵開けに関するページでは、古かったり、誤った解釈をしていたりするところが多々あります。今後は少しずつ修正する予定です。~
// 錠前の構造、歴史、鍵開けの方法を載せた『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』が発売されています。サイトの内容はほとんど参照しないで書いたので、あまり重複していないと思います。
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//[[&ref(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/lock/img/cover_mini.png,nolink,『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』公式サイト);>http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/lock/]]
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// 興味がある方は[[公式サイト:http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/lock/]]を参照してください。[[Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4781702228/]]でも発売中です。
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//*道具の確認 [#d1cae0a5]
//
// まず、ピッキングに入る前に道具の確認から始めましょう。 
//
// 取り合えず、ピックとテンションを用意します。ピンタンブラー錠で使うピックはフックピックとダイヤモンドピックがあります。フックピックは先が「く」の字になっていて、ダイヤモンドピックは先が小さな山が1つあるようなものになっています。最初はピンタンブラー専用のフックピックを使って作業してみましょう。 
//
//
// フックピックが無い場合または実際にやってみたら使いにくかったという場合はダイヤモンドピックでも構いません。ピックの選び方は好みに左右されることが大きいので、「このピックの方が使いやすい」というピックがあれば、そのピックを使って作業しましょう。 
//
// 最初のうちは自分に合った使いやすいピックを探すことから始めるのがよいと思います。 
//
// 「このピックを使え」という決まりはありません。自分が使いやすいと思ったピックならば何でもよいわけです。逆にこのピックではダメだと思ったら、違うピックに替えて挑戦しましょう。 
// 
//
// そして、テンションですが、ウェハーテンションがあればそれで十分です。 
//
// 
// ちなみに、ピックやテンションにはサイズがありますので、それぞれの錠に合ったサイズのものを使ってください。 
//
// 
//*いよいよピッキング開始 [#x968a268]
//
// 大まかに説明すると、ピックを使って全てのピンを押し上げてから、テンションでシリンダーを回転させることができれば錠は開くということです。 
//
// 手始めに、テンションを差し込みます。差し込んだら、シリンダーが開く方向に回転するつもりで、テンションに軽く力を掛けてやります。 
//
//
//*テンションを掛ける意味 [#eb3d747c]
//
// この状態ではピンが下りているので、いくらシリンダーに負荷をかけても無意味に思われるかもしれませんが、この無意味な作業にも理由があります。 
//
// ピックを使ってピンを押し上げた時、ピンはピックの力により上へと押しあがります。だが、ピックを離れてしまうとピンはスプリングの力で下へ押し下げられて、元の状態に戻ってしまいます。 
//
// 基本的にシリンダーを回転させるには全てのピンが押し上げられているのが最低限の条件となります。
//
// ピンが一個だけなれば問題ありませんが、ピンが複数の一般的な錠であれば、当然問題になります。狭い鍵穴にピンの数だけピックを差し込むのは物理的に不可能です。錠を開けるためには(シリンダーを回すためには)上げてやったピンが押し戻らないように何らかのスプリング対策をしてやらなければなりません。そこでスプリング対策として、シリンダーに軽く負担負荷を掛けることになります。
//
// トップピンとボトムピンの継ぎ目部分が外殻部とシリンダーの境に来ると、シリンダーの回転しようとする力に押されてピンが分かれます。ボトムピンは下(シリンダー内)に落ち込みますが、トップピンはスプリングの力に押されてはいるものの、外殻部とシリンダーの境に生じた僅からズレの部分に挟まれて落ちてきません。 
//
// よって、テンション(緊張)を掛けてシリンダーに負荷を与えることによって、ピンとシリンダーの穴の位置関係にわずかなズレが生じ、結果的にスプリングのピンを押し戻す働きを無効になってしまうのです。つまり、テンションは内筒を強い力で回るツールではなく、押し下げられた(上げられた)タンブラーがバネの力で戻ってこないようにするのが目的であることをしっかり認識しておきましょう。 
//
// ただし、例外的に南京錠のピッキングでは最終的にテンションに力を入れて内筒を回す。なぜならば、南京錠の内筒、それに続くデッドボルトがバネの力で戻ろうとするからである。 
//
// 
//*ズレを作る [#p36a1ab2]
//
// では、鍵穴に差し込んだテンションを使ってシリンダーと外殻部にズレを発生させてやります。 
//
// あまり強い力で負荷をかけなくても構いません。軽く力を加える程度で十分です。強い力を加えると後で説明するピンの押し上げ作業ができなくなります。 
//
//
// どうでしょうか? 負荷を掛けることが出来ましたか? 
//
// 今、錠の内部では先ほど説明した僅かなズレが生じているはずです。 
//
// ちなみに、ピッキング作業は必ず常にシリンダーに負荷をかけたままの状態で行ってください。いくらピンを押し上げたとしても負荷が無くなった時点で、一斉に全てのピンは押し下げられてしまい、最初からやり直しになってしまいます。 
// 
//
// また、「例のズレが邪魔してピンが押しあがらないのではないか? 」と思う方もいるかもしれませんが、全く問題ありません。ズレと言っても、ほんのわずかなズレなので、問題なくピンを押し上げることができます。これはスプリングにとって致命的なズレでありますが、我々にとっては全く問題の無い微々たるズレと考えてください。もし、仮にピンが押しあがらないことがあれば、それはテンションに力を加えすぎが原因です。 
//
// 
//*ピンの押し上げ [#m7b9b297]
//
// それではピッキングの醍醐味のピンの押し上げ作業に入りましょう。 
//
// まず、ピックを鍵穴の中に差し込んで、一番奥にあるボトムピンの位置を確認します。これは必ず奥から始めます。なぜならば、手前からやってしまっては、落としたボトムピンが邪魔になって見えないからです。 
//
// ボトムピンの位置が確認できたら、常にシリンダーに負荷をかけたままの状態で、一番奥のピンをゆっくり押し上げましょう。ボトムピンを押し上げる時、スプリングのプニプニとした感触があるのは当然ですが、それとは別にトップピンとボトムピンが分かれるときの独特の感触と小さな音もも感じるはずです。無事に分かれる感触を感じることができれば、ひとまず成功です。 
//
// 後は奥〜手前の順番で一つづつボトムピンを押し上げていきます。 
//
// 常にシリンダーに負荷をかけた状態で全てのボトムピンを押し上げ、トップピンが外殻部に異動すると静かにシリンダーは回転して、心地よい金属音を立てて錠は開きます。 
//
// 
//*押し上げに注意 [#o0d78667]
//
// ただし、くれぐれもボトムピンを押し上げすぎないで下さい。あまり派手に押し上げると、ボトムピンまでが外殻部に入ってしまい、ピッキングに失敗してしまうことがあります。無論、この状態ではボトムピンが障害になってシリンダーを回転させることができません。 
//
// ボトムピンを外殻部にまで押し上げてしまった場合はテンションを戻して全てのピンを下に落として、再度一からピッキングをやり直してください。

 まず、ピッキングに入る前に道具の確認から始めましょう。 

 取り合えず、ピックとテンションを用意します。ピンタンブラー錠で使うピックはフックピックとダイヤモンドピックがあります。フックピックは先が「く」の字になっていて、ダイヤモンドピックは先が小さな山が1つあるようなものになっています。最初はピンタンブラー専用のフックピックを使って作業してみましょう。 


 フックピックが無い場合または実際にやってみたら使いにくかったという場合はダイヤモンドピックでも構いません。ピックの選び方は好みに左右されることが大きいので、「このピックの方が使いやすい」というピックがあれば、そのピックを使って作業しましょう。 

 最初のうちは自分に合った使いやすいピックを探すことから始めるのがよいと思います。 

 「このピックを使え」という決まりはありません。自分が使いやすいと思ったピックならば何でもよいわけです。逆にこのピックではダメだと思ったら、違うピックに替えて挑戦しましょう。 
 

 そして、テンションですが、ウェハーテンションがあればそれで十分です。 

 
 ちなみに、ピックやテンションにはサイズがありますので、それぞれの錠に合ったサイズのものを使ってください。 

 
*いよいよピッキング開始 [#x968a268]

 大まかに説明すると、ピックを使って全てのピンを押し上げてから、テンションでシリンダーを回転させることができれば錠は開くということです。 

 手始めに、テンションを差し込みます。差し込んだら、シリンダーが開く方向に回転するつもりで、テンションに軽く力を掛けてやります。 


*テンションを掛ける意味 [#eb3d747c]

 この状態ではピンが下りているので、いくらシリンダーに負荷をかけても無意味に思われるかもしれませんが、この無意味な作業にも理由があります。 

 ピックを使ってピンを押し上げた時、ピンはピックの力により上へと押しあがります。だが、ピックを離れてしまうとピンはスプリングの力で下へ押し下げられて、元の状態に戻ってしまいます。 

 基本的にシリンダーを回転させるには全てのピンが押し上げられているのが最低限の条件となります。

 ピンが一個だけなれば問題ありませんが、ピンが複数の一般的な錠であれば、当然問題になります。狭い鍵穴にピンの数だけピックを差し込むのは物理的に不可能です。錠を開けるためには(シリンダーを回すためには)上げてやったピンが押し戻らないように何らかのスプリング対策をしてやらなければなりません。そこでスプリング対策として、シリンダーに軽く負担負荷を掛けることになります。

 トップピンとボトムピンの継ぎ目部分が外殻部とシリンダーの境に来ると、シリンダーの回転しようとする力に押されてピンが分かれます。ボトムピンは下(シリンダー内)に落ち込みますが、トップピンはスプリングの力に押されてはいるものの、外殻部とシリンダーの境に生じた僅からズレの部分に挟まれて落ちてきません。 

 よって、テンション(緊張)を掛けてシリンダーに負荷を与えることによって、ピンとシリンダーの穴の位置関係にわずかなズレが生じ、結果的にスプリングのピンを押し戻す働きを無効になってしまうのです。つまり、テンションは内筒を強い力で回るツールではなく、押し下げられた(上げられた)タンブラーがバネの力で戻ってこないようにするのが目的であることをしっかり認識しておきましょう。 

 ただし、例外的に南京錠のピッキングでは最終的にテンションに力を入れて内筒を回す。なぜならば、南京錠の内筒、それに続くデッドボルトがバネの力で戻ろうとするからである。 

 
*ズレを作る [#p36a1ab2]

 では、鍵穴に差し込んだテンションを使ってシリンダーと外殻部にズレを発生させてやります。 

 あまり強い力で負荷をかけなくても構いません。軽く力を加える程度で十分です。強い力を加えると後で説明するピンの押し上げ作業ができなくなります。 


 どうでしょうか? 負荷を掛けることが出来ましたか? 

 今、錠の内部では先ほど説明した僅かなズレが生じているはずです。 

 ちなみに、ピッキング作業は必ず常にシリンダーに負荷をかけたままの状態で行ってください。いくらピンを押し上げたとしても負荷が無くなった時点で、一斉に全てのピンは押し下げられてしまい、最初からやり直しになってしまいます。 
 

 また、「例のズレが邪魔してピンが押しあがらないのではないか? 」と思う方もいるかもしれませんが、全く問題ありません。ズレと言っても、ほんのわずかなズレなので、問題なくピンを押し上げることができます。これはスプリングにとって致命的なズレでありますが、我々にとっては全く問題の無い微々たるズレと考えてください。もし、仮にピンが押しあがらないことがあれば、それはテンションに力を加えすぎが原因です。 

 
*ピンの押し上げ [#m7b9b297]

 それではピッキングの醍醐味のピンの押し上げ作業に入りましょう。 

 まず、ピックを鍵穴の中に差し込んで、一番奥にあるボトムピンの位置を確認します。これは必ず奥から始めます。なぜならば、手前からやってしまっては、落としたボトムピンが邪魔になって見えないからです。 

 ボトムピンの位置が確認できたら、常にシリンダーに負荷をかけたままの状態で、一番奥のピンをゆっくり押し上げましょう。ボトムピンを押し上げる時、スプリングのプニプニとした感触があるのは当然ですが、それとは別にトップピンとボトムピンが分かれるときの独特の感触と小さな音もも感じるはずです。無事に分かれる感触を感じることができれば、ひとまず成功です。 

 後は奥〜手前の順番で一つづつボトムピンを押し上げていきます。 

 常にシリンダーに負荷をかけた状態で全てのボトムピンを押し上げ、トップピンが外殻部に異動すると静かにシリンダーは回転して、心地よい金属音を立てて錠は開きます。 

 
*押し上げに注意 [#o0d78667]

 ただし、くれぐれもボトムピンを押し上げすぎないで下さい。あまり派手に押し上げると、ボトムピンまでが外殻部に入ってしまい、ピッキングに失敗してしまうことがあります。無論、この状態ではボトムピンが障害になってシリンダーを回転させることができません。 

 ボトムピンを外殻部にまで押し上げてしまった場合はテンションを戻して全てのピンを下に落として、再度一からピッキングをやり直してください。