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*目次 [#t8cd4ddf]

#contents


*儒教 [#r7e4458c]

-儒教は政治をよくして民を救うという集団救済の宗教である。
--高級官僚を作るための教養を与える宗教。
--病気を治すとか、長生きをしないとか、個人の救いなどは何の役にも立たない。そこで個人救済は[[道教]]が受け持った。
-孔子以前から儒教があった。これを''原始儒教''という。
--初期の儒学者は社会的地位も低く、屋根の上に昇って大きな声を出して魂を呼び出したり、儀式の進行役をしていた。大きく変わったのは孔子の出現からである。
--しかし別の意味では孔子が儒教を作ったといっても過言ではない。儀式屋から体系的な宗教にしたのであるから。
-儒学と対立していたのが法家。
--韓非子は国家に最も害を与えるのは儒家と訴え続けたほどである。その頃各国に盗用され重く用いられたのは、圧倒的に法家だった。
-儒教が重く用いられ始めたのは、紀元前2世紀頃の前漢の時代で、七代皇帝武帝のときに、董仲舒【とうちゅうじょ】という儒学者を抜擢し、儒学を前漢の国教とした。
-儒学の大転換となる事件が6世紀頃に起きた。巨大帝国の隋の誕生である。
--それまで推薦で選んでいた官僚をペーパーテストである科挙で選ぶようにしたのである。
--ペーパーテストで抜擢するという制度はかなり異様なもので、フランスの啓蒙思想家を中心にヨーロッパ諸国ではこれが理想的制度だともてはやされたほどである。


*参考文献 [#a2ca5670]

-『日本人のための宗教原論』