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消費者庁が、2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。もし問題の表現がありましたら、問い合わせページよりご連絡ください。

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

「雨漏り発見⇒ベランダ修繕工事」奮闘記

ずっと頭を悩ませていた雨漏り対策のためのベランダ工事が終わったので、忘れないうちに記事にすることにしました。
転んでもタダでは起きない精神です。

工事するに至った動機

しばらく気づかなかったのですが、我が家の仏間の壁に染みのような跡を発見しました。

原因は不明で、そのまま放置していました。

※写真では染みの跡が縦に複数本ありますが、最初は1本しかありませんでした。

とある雨の日に仏間を覗いたら、染みの跡に沿って雫が伝っていました。つまり、雨漏りの跡だったわけです。

雨が降ると必ず雨漏りするわけではなく、大雨、台風、強風を伴う雨など、どういった条件のときに雨漏りするのかが不明でした。

とはいえ、気づかないうちに雨漏りの跡が拡大してきたので、悪化していることは自明です。そもそも雨漏りを放置して改善することはありません。

この家を解体・リノベする予定であれば、放置や応急処置という選択肢もあります。しかしそういった予定は今のところないので、まとまった時間が取れそうなタイミングで修繕を業者に頼みました。

ベランダの笠木の割れが原因の可能性大という結論に

5月上旬に、以前の水害時(床下石灰処置)でもお世話になった建設会社(この家を買った不動産会社のグループ会社でもある)に連絡しました。

建設業者や職人との立ち会いのもと、雨漏りの原因を調べてもらいました。

1Fの天井と2Fの床の間に人が入って雨漏りのある壁まで到達できれば、詳しい状況を判断できたかもしれませんが、家の構造上それはできませんでした。脱衣所にある入り口から覗き込むことはできても、途中の柱等によって人は先まで進めなかったとのことです。

仏間の外側の一部の直上はベランダになっています。雨漏りのある壁を上に伸ばしていくと、ちょうどベランダの笠木(塀のようなところ)と対応します。

実際、ベランダ側は以下のような状況になっていました。

業者と職人さんの意見を総合すると、笠木の割れから雨水が浸入し、中を伝って1Fの壁までしたたり落ちた、という結論に達しました。

ベランダ撤去は無理

最初は「ベランダ修理が十数万で済めばいいなあ」と楽観的に思っていました。

そもそもベランダはずっと使っておらず、放置状態でした。換気で窓を開けても、ベランダに出ることはほとんどありません。

「生活に役立たない」「お金も生み出さない」ベランダに修理費をかけたくない、というのが本音です。

いっそのこと撤去してしまう案も考えて業者に聞いてみましたが…

  • ベランダにエアコン室外機がある
  • ベランダの床の直下が仏間の一部になっている

上記の理由のため、撤去すれば代わりに屋根を作る必要があることがわかりました。言われてみればその通りです。

アルミ笠木の取り付けに決定

一番安く済ませるなら笠木の応急処置があります。ただし十数万かけても数年後に再修繕が必要になるとのこと。

そこで、提案されたのがアルミ笠木の取り付け。こちらは365,000円。想定より高いですが、こちらを選びました。

下地交換追加工事が決定

実際に工事で笠木を外すと、中の木材が腐りかけており、さらに湿ってもいました。やはり笠木の隙間から雨水が入っていたのです。

アルミ笠木を固定するには、下地がしっかりしていなければなりません。しかし下地側に問題があることが発覚。いったん工事は仕切り直しになりました。

方針としては下地交換。そのうえで、外壁交換(2Fベランダ~1Fにかけての壁)、さらにベランダ床のFRP防水工事まで依頼しました。

二転三転ありましたが、最終的に工事方針は決まりました。

ただ、私の東京出張(柏の葉高校での講演)や私用があったため、工事はその後にしてもらいました。

工事開始

工事は以下の流れで進みました。

  • 足場組み立て
  • エアコン室外機取り外し
  • 外壁剥がし
  • 下地処理・施工
  • タイベック(防水シート)貼り
  • 外壁取り付け・シーリング処理
  • アルミ笠木取り付け
  • FRP防水工事+乾燥
  • エアコン室外機戻し
  • 足場解体

土日祝は休みで、実質約3週間(7/22~8/7)の工事となりました。

運よく工事中に大雨がなかったのは幸いでした。

工事の流れ <写真付き>

外壁材の撤去

外壁材を剥がすと、木材の腐食が広がっていました。これ以上放置すると、雨漏りが悪化する恐れがある状態でした。

下地処理・施工、タイベック貼り

下地を補修した後、防水シート(タイベック)を施工。これによって雨水の侵入を防ぎます。

写真では、白い防水シートで覆われた状態が確認できます。

外壁材の取り付け

アルミ笠木取り付け前

アルミ笠木取り付け

FRP防水工事

新しい外壁材を張り替え、最後にアルミ製の笠木を取り付けました。これで外観も一新され、防水性能も強化されました。

工事終了

アップ写真で見ると、新しい外壁材の質感やアルミ笠木の光沢がよくわかります。

工事前の劣化した印象から一変し、清潔感のある仕上がりになりました。

工事後に何度か大雨が降りましたが、雨漏りはしていません(工事したにもかかわらず雨漏りしたら大変)。
新しい外壁が、周囲の旧外壁と違和感なく溶け込んでいると個人的に感じるため、見た目にも満足しています。

結局いくらかかったのか?

工事費用は2件に分かれて請求されました。

  • 下地交換追加工事:648,000円
    • 外壁材20枚交換、下地補修、防水工事、室外機脱着など
  • アルミ笠木取付工事:365,000円
    • 笠木本体・コーナー部材・外壁一部補修など
  • 合計:1,013,000円(税込)

8月中旬に現金払いしてきました。

まとめと感想

費用は100万円を超えましたが、雨漏りリスクを解消できたのは大きな安心です。
5月に下見・見積もり、7月~8月に工事、8月中旬に工事費支払いと、約4ヶ月かかりました。
業者とのやり取り、職人さんたちへのおやつやドリンクの差し入れなど、気を遣うこともありましたが、結果的にはやってよかったと思います。
これで安心して生活できそうです。