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消費者庁が、2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。もし問題の表現がありましたら、問い合わせページよりご連絡ください。

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

iCloud+ユーザーが大量の捨てメアドを作る方法

    「メールを非公開」機能とは

    「メールを非公開」(Hide My Email)機能には、以下の2つの機能があります。

    • ①「Appleのサインイン」(Sign in with Apple)経由での非公開アドレスを生成する。
      • アプリやWebサイトでApple IDを使ってログインする際、「メールを非公開」を選ぶと、自動でランダムなアドレス(@privaterelay.appleid.com)が作成される。
      • ただし、この方法ではアドレスが自動的に割り当てられ、自由にアドレスを追加できない。
    • ②任意のタイミングで自由に非公開アドレスを作成する。

    ①は無料ユーザーでも使えますが、②はiCloud+(有料プラン)に加入しなければ使えません。手動で自由に作成・管理したい場合は、最安の月額130円のiCloud+プランでも十分です。

    「メールを非公開」機能の非公開アドレスは使い捨てメールアドレス(捨てメアド)として活用できる

    「メールを非公開」機能の非公開アドレスは、プライバシー保護に役立ちます。

    例えば、メインのメールアドレスを秘密にしたい場合は、このメールアドレスを転送先として設定し、相手やWebサービスには「メールを非公開」機能で生成した非公開メールアドレスを教えるのです。

    そして、不要になれば、そのメールアドレスを削除するだけです。

    そのため、使い捨てメールアドレスとして利用する場合において、現時点では非常に優れた選択肢といえるでしょう。

    「メールを非公開」機能の特徴

    • 届くのに1分ぐらいのタイムラグあり。
    • 使い分けのためのラベルをつけられる。
    • 転送先は、Apple IDに登録した個人用メールアドレス or iCloudの別メールアドレス
    • 生成するメールアドレスには(実質)制限なし。
      • 制限数が明言されていない。
      • 100個のサイトでAppleでサインイン(非公開アドレス)を使えば100個の異なるアドレスを発行できる。
    • 自動ラベリング機能あり。

    「メールを非公開」機能の注意点

    「メールを非公開」機能の有効化

    iPhoneの場合

    1:「設定」アプリを起動します。

    2:「Apple Account」>「iCloud」を開きます。

    3:「iCloud+の機能」にて、「メールを非公開」を押します。

    4:「メールを非公開」画面で「+ 新しいアドレスを作成する」を押すと、「@icloud.com」より前の部分がランダム文字列のメールアドレス(今回の例では"87lsoaked-buffaloあっとまーくicloud.com")が提案されます。

    問題なければ、[続ける]ボタンを押します。

    その後、アドレスにラベルやメモを追加できます。

    5:もうこれで、追加したメールアドレスが使える状態になっています。このメールアドレス宛に送られたものは、指定のメールアドレスに転送されます。

    転送先やラベル・メモを後で変更することもできます。

    ブラウザー版のiCloudの場合

    1:ブラウザーでiCloud.com(https://www.icloud.com)にアクセスして、ログインします。

    2:右上の「小さい四角がタイル状に並んでいる」アイコンを押します。

    そして、「iCloud+の機能」にある「メールを非公開」を選びます。

    3:ここから「メールを非公開」機能を設定できます。

    捨てメアド(ランダムメールアドレス)を追加したい場合は、「+」を押して登録します。

    ここで登録された捨てメアドは、指定のメールアドレスに転送されます。

    捨てメアド経由で送られた場合、送り先にはどう見えるのか

    送り先に対して本当に匿名化できているのか気になるところなので、実験してみました。

    まずは普通に私宛にメールを送る状況を考えてみます。

    そのためには、相手に私のメールアドレス(ipusiron@gmail.com)を教えなければなりません。

    すると私宛には以下のメールが届きます。

    Fromフィールドには相手(送信元)のメールアドレス、Toフィールドには私(宛先)のメールアドレスが出ています。

    次に、捨てメアド(ここでは"87lsoaked-buffaloあっとまーくicloud.com")を知らせてメールを送う状況を考えます。

    相手にはipusiron@gmail.comというメールアドレスを一切知らせていないことに留意してください。

    すると私(ipusiron@gmail.com)宛に相手には以下のようなメールが届きます。

    Fromフィールドは、"<相手のメールアドレス>_hogehoge@icloud.com"となっています。ここから相手のメールアドレスは特定できます。

    また、Toフィールドは"Hide My Email"となっており、そのメールアドレスは"87lsoaked-buffaloあっとまーくicloud.com"です。

    よって、相手にipusiron@gmail.comを教えることなく、ipusiron@gmail.com宛にメールが届いたことになります。

    その他の捨てメアドの実現法

    Gmailのエイリアス <プラス記法やドット記法の応用>

    Gmailでは正式な追加メールアドレスを発行する機能はありませんが、「+」記号を使ったエイリアスを無制限に利用できます。

    例えば、Gmailのアドレスが"johnsmith@gmail.com"であれば、"johnsmith+shopping@gmail.com"や"johnsmith+newsletter@gmail.com"のように「+任意文字列」を付与したアドレスでメールを受信できます。

    またGmailではドット(’.’)の有無や位置を無視する仕様があり、"john.smith@gmail.com"や"j.ohnsm.ith@gmail.com"のようにドットを入れたアドレスもすべて同一アカウントに届きます。これによりGmailユーザーは実質無限の別名アドレスを使い分け可能です。ただし、送信の際にそれらエイリアスを差出人として使うことは基本できません(受信専用)。

    しかしながら、返信や新規メール送信時は結局元のアドレスから送る形になるため、相手に「+~」部分を隠して送信することは標準機能ではできません。

    また「+エイリアス」はあくまで元のアドレスが丸見え(「+」を除けば本来のアドレスがそのまま)なので、相手によっては容易にベースのアドレスを推測・抽出されてしまうリスクがあります。

    例えば、悪意のある送信者が"johnsmith+spam@gmail.com"宛にスパムを送り、その「+spam」を外した"johnsmith@gmail.com"宛にも送信すれば、ユーザー側のフィルターをすり抜け直接届いてしまう恐れがあります。

    以上のように、Gmailの「+」やドットの活用は手軽で無限に使える反面、秘匿性は低いです。

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    Posted by ipusiron