ScanSnapのクリーニング法【iX1600編】
目次
はじめに
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
コーストFIRE中のIPUSIRONです😀
ScanSnapの使用中にクリーニング警告が出たこと」「PFUダイレクトでクリーニングワイプセールが実施されたこと」がタイミングよく起きたため、ScanSnapのクリーニング法について調べてみました。
スキャナー用のクリーナー
スキャナーの外部清掃であれば一般的なクリーナーでもよいでしょうが、内部清掃の場合は純正品を使うと安心です。
クリーニングワイプ(FI-C100CW)
クリーニグワイプはスキャナー清掃専用の純正クリーナーです。
ローラーのクリーニング、フラットスキャナーのガラス面の拭き取りにも使えます。
1枚ごとに封がされており、使い捨てできます。24枚セットで2.2k前後です。
PFUダイレクトではユーザー会員向けにクリーニングワイプのセールを定期的に実施しています。セールでは3個セットで2.2kで買えます。
クリーナー F1
F1は布に染み込ませて使うタイプの純正クリーナーです。
中性洗剤でも代用できるようです。
布に染み込ませるのが面倒な場合は、クリーニングワイプがよいでしょう。
ScanSnapのスキャン総数を調べる
1:ScanSnap Homeのメイン画面のメニューから「設定」>「環境設定」を選びます。
2:左で「スキャナー」を選びます。
3:調べたいスキャナー本体を選んで、[詳細情報]ボタンを押します。
4:「詳細情報」画面の総スキャン総数を確認します。
ScanSnap iX1600の内部清掃
何度もスキャンすると、ScanSnapの内部にほこりや紙粉がたまります。つもり続けるとスキャンの不具合につながりかねません。汚れてくると、クリーニングアラームが出てきます。
公式では定期的に内部清掃することを推奨しています。目安として1,000枚スキャンになります。
内部清掃には純正品を使いましょう。ここではクリーニングワイプを使うことにします。
※中性洗剤は推奨されていません。
1:電源を落とす
ScanSnapの電源ケーブルを抜いて電源を落とします。
2:カバーやガイドを外す
原稿カバー(給紙カバー)や名刺・レシートガイドをセットしてれば、外します。
3:ADFカバーを開く
手前の右側にあるカバーオープンレバーを手前に引いて、ADFカバーを開きます。
4:ブレーキローラーとピックローラーを清掃する
以下の動画を参考にしてください。
ブレーキローラーのカバーの左右側面をつまんで、手前に引いて開けます。
ブレーキローラーを持ち上げて、軸を穴から引き抜きます。
ローラー表面の溝に沿って、汚れやほこりを軽く拭き取ります。このとき、ローラーの表面を傷めないように注意します。
5:ゴムローラーとプラスチックローラーを清掃する
清掃時に、布を原稿検知センサーに引っ掛けて破損しないように注意してください。
6:超音波センサーを清掃する
綿棒を使って超音波センサーを軽く清掃します。
7:フィードローラーと排出ローラーを清掃する
フィードローラーと排出ローラーは空回りしないので、スキャナー側に回転させてもらわないと全体を清掃できません。
電源をオンにします。
タッチパネルのホーム画面の歯車アイコンを押して、「設定」画面を表示します。メンテナンスアイコンを押して、「メンテナンス」画面を表示します。
「ローラークリーニング」を押して「ローラークリーニング」画面を表示します。[実行]ボタンを押し続け、フィードローラーと排出ローラーを回転させます。
キャリアシートの清掃
キャリアシートは写真などのスキャンを補助するものです。具体的な使い方は次の記事を参考にしてください。
キャリアシートの使用回数の目安は500回とされています。何度もスキャンするとどうしてもスレ傷がついてきます。
200回ほど使用すると次の画像ぐらい汚れてきます。
キャリアシートに付着したほこり、挟まっているほこりなどは、ブロアやエアダスターで吹き飛ばします。
汚れについてはクリーニングワイプで拭きます。強く拭くと傷がつく恐れがあるので注意してください。
キャリアシートを開いたままにして乾かします。十分に乾いたら閉じます。