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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

ねこのしっぽの表紙テンプレートが背幅10mmまでしかない!10mm超の同人誌はどうする?

同人誌印刷所「ねこのしっぽ」で厚めの本を作ろうとしたとき、表紙用テンプレートの背幅が足りなくて困ったことはありませんか?
ねこのしっぽの公式サイトからダウンロードできる表紙用テンプレートは、2mm〜10mmの5パターン(2mm刻み) しか用意されていません。しかし、ページ数が多い本では背幅が10mmを超えるケースがあります。
この記事では、実際に背幅14mmのテンプレートが必要になった筆者の体験をもとに、対処法を紹介します。

背幅簡易計算フォームで背幅の概算を計算できる

ねこのしっぽの公式サイトには「背幅簡易計算フォーム」が用意されており、表紙用紙・本文用紙・ページ数を入力すると必要な背幅が計算されます。

たとえば、技術書典19で頒布した『生成AIで作るセキュリティツール100』(https://akademeia.info/?page_id=44531)は、次の印刷設定で注文しています。

この設定を背幅簡易計算フォームに指定すると、以下のように計算できます。

結果は、背幅が9.5mm(±0.7mm)となりました

背幅10mmまでの表紙用テンプレートまでがダウンロードできる

ねこのしっぽの公式サイトから、表紙用テンプレートをダウンロードできますが、背表紙10mmまでのものしかありません。

先に示した『生成AIで作るセキュリティツール100』の背幅は9.5mm(±0.7mm)でしたので、10mmのテンプレートを使えばよいことになります。

では、どの程度の厚さまでなら、10mmのテンプレートでもいけるのでしょうか。

用紙の種類によっても若干変わるかもしれませんが、同一の表紙用紙と本文用紙だったとすれば160ページでもぎりぎり収まります。

【余談】160ページ超だと10mmテンプレートで即不可なのか?

結論から言えば、即不可とは言い切れません。

たとえば『1日で自作するポータブル・ハッキング・ラボ』[1]https://akademeia.info/?page_id=550では172ページ(=本文168ページ+表紙4ページ)でした。

背幅簡易計算フォームで調べると、背幅10.7mm(±0.8mm)ですので、本来であれば12mmのテンプレートを使うべきなのでしょう。

172ページだと、背幅10.7mm(±0.8mm)

しかしながら、テンプレート以外のファイルを使った覚えがありません。過去を遡って調べてみると、確かに10mmテンプレートを使っていました。

本来ならNGかもしれませんが、ねこのしっぽ側で調整してくれたのかもしれません。

手間を取らせてしまったのであれば、申し訳ありませんでした。

【本題】明らかに背幅10mmを超える場合はどうするか

技術書典20で頒布する予定の新刊では、200ページ超になる予定です。

たとえば、208ページだと仮定すれば、背幅が12.9mm(±1mm)となっています。

テンプレートの説明には「背幅計算フォームで表示された数値が収まるテンプレートをご使用ください」と書かれています。

しかし、ダウンロードできるテンプレートは10mmまでしかありません。12.9mm(最大13.9mm)を収めるには 14mm のテンプレートが必要ですが、そもそもダウンロード一式には含まれていないのです。

つまり、何とかして背幅14mmのための表紙用テンプレートが自作するか、作ってもらったものを受け取るかになります。

【対処法】問い合わせてテンプレートを作ってもらう

ねこのしっぽへの問い合わせ方法は2つありますが、私はWebフォームを利用しました。

問い合わせ種別に「原稿作成についてのお問い合わせ」を選択しました。

問い合わせ内容の例

問い合わせフォームには、以下のように計算条件を具体的に書いておくとスムーズでしょう。

B5無線綴じの表紙用テンプレートについてお伺いします。
背幅簡易計算フォームで計算したところ、背幅が12.9mm(±1mm)と表示されました(表紙用紙:ホワイトポスト マットPP加工 230μ、本文用紙:上質紙90kg 121μ、ページ数:208P)。
しかし、ダウンロードしたB5のsRGBテンプレート(B5hyoushi_srgb)には2mm〜10mmの5パターンしか同梱されておらず、必要な背幅(14mm)に対応するテンプレートがありません。
14mmの背幅テンプレートを入手する方法をご教示いただけますでしょうか。

筆者の場合の対応結果

筆者の場合、問い合わせフォームから送信した翌日17過ぎに電話で連絡がありました。14mmの表紙用テンプレートは用意されていないので、作成したものを送るとのことでした。

その際、以下の仕様を確認されました。

  • 背幅:14mm…私の場合は208ページあるいは数ページ前後。本文の増減がまだ大きく変動する場合には、その変動幅も考慮しておくこと。
  • カラープロファイル:sRGB
  • ファイル形式:PSD(Photoshop/GIMP対応)
  • 用途:カラー表紙

確認後、当日中にメールで表紙用テンプレート("sRGB_B5_14mm.psd"ファイル)が送っていただきました。非常に迅速な対応でした。

ねこのしっぽから個別に作成・送付されたテンプレートは、ねこのしっぽの著作物です。
ブログやSNS等で不特定多数に公開・再配布するのは避けています。
テンプレートが必要な方は、ご自身でねこのしっぽに問い合わせてください。

左綴じの場合の注意点

ねこのしっぽで作ってもらった表紙用テンプレートは右綴じでした。テンプレート上では左側が「表1」、右側が「表4」と表記されています。

IT技術書のように横書き・左綴じの本を作る場合は、表1と表4を逆に読み替える必要があります。

テンプレート上の表記右綴じ(デフォルト)左綴じ(技術書等)
左側表1(表紙)表4(裏表紙)
右側表4(裏表紙)表1(表紙)

テンプレートと一緒に送られてきたメールにも「右綴じを想定して表1と表4の表記がございますが、左綴じの場合は逆に配置していただきますようお願いいたします」と記載がありました。

【別の方法】自分でPSDファイルを編集する

サークルメンバーの体験談として、別の対応パターンも紹介します。

入稿が迫っている場合など、ねこのしっぽから「PSDの編集はできますか?○ページでは○mmになるのでそれに換算してテンプレートの中央線をアレンジしてもらえればと思います」と案内されるケースもあるそうです。

ただし、自分で編集するとガイド線がずれるリスクがあり、その際はねこのしっぽ側で再調整してくれる可能性があります。

まとめ

結論として、時間に余裕を持って問い合わせ、公式にテンプレートを作成してもらうのが最も確実でしょう。

References

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Posted by ipusiron