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消費者庁が、2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。もし問題の表現がありましたら、問い合わせページよりご連絡ください。

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

ゼロ円決済を登録できない問題【freee編】

ゼロ円決済とは

全額をポイントやギフト券で充当した場合、現金の手出しはゼロ円になります。

人によっては0円であっても記録として残したいでしょう。

そもそも論として、事業のために仕分けするなら、ポイントやギフト券を使って0円になったときでも記録すべきです。

freeeでは、いきなりゼロ円決済を登録できない

以下の画面は、freeeの「詳細取引」画面でゼロ円決済を登録しようと試みたところです。

全額ポイント払いで、ゼロ円になった状態です。

この状態で[登録]ボタンを押すと、上にエラーが出ます。

しかし「ゼロ円だから仕訳は不要」という解釈は誤りです。

1円だけ現金を残すという手法もありますが、これはスマートではありません。

ここでは、より適切でスマートな方法を紹介します。

「未決済として登録⇒同日中に決済登録」でゼロ円決済を処理する

私がおすすめするのは、「未決済で取引登録⇒同日中に決済を登録」という二段階方式です。

具体的な手順は次のとおりです。

1:未決済で取引を登録する

2:登録できた取引を決済済みにする

ステップ1で登録した取引を選び、「決済」の[更新]ボタンを押します。

「未払費用」を相殺させる形で、ポイント払いを登録するのです。

ポイントは同日を指定することです。

3:ゼロ円決済を実現できた

以下の画面はゼロ円決済を処理し終えたものになります。

後は、必要に応じて、添付ファイルで領収書・請求書を登録するだけです。

おわりに

今回はあくまでゼロ円決済の実現法だけに注目しました。

ポイント払いかポイント値引きかは深く突っ込みません。

・ポイント払いなら、「事業(雑)」かつ「消費税区分:不課税」にする。

・ポイント値引きなら、同一の勘定科目(ここでは「新聞図書費」)をマイナスにするようにぶつければよいだけ。

「ポイントで買い物した場合の仕分け方法」や「ギフト券で買い物した場合の仕分け方法」については別の記事にする予定です。

確定申告せどり

Posted by ipusiron