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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

部(Part)構成の目次を作る方法【Re:VIEW編】

Re:VIEWで技術同人誌を書く際、章(Chapter)をグループ化して「第I部」「第II部」のような部(Part)構成にしたいことがあります。
本記事では、catalog.ymlでの正しい設定方法を解説します。

環境

  • Re:VIEW 5.9
  • PDF出力(LaTeX経由)

正しい方法:CHAPS内で階層化する

Re:VIEW公式ドキュメント(Re:VIEW カタログファイルガイド)によると、部構成を実現するには「CHAPS:」の中で階層化します。

本編に対して、「部」構成を加えたい場合、CHAPS を段階的にして記述します。部の指定については、タイトル名でもファイル名でもどちらでも使えます。

“catalog.yml"ファイルの書き方

PREDEF:
  - preface.re

CHAPS:
  - 準備編:
      - intro.re
      - how_to_play.re
  - 本編:
      - chapter01.re
      - chapter02.re

APPENDIX:
  - appendix.re

POSTDEF:
  - postface.re

部の指定方法は2通り

公式ドキュメントによると、部の指定にはタイトル名でもファイル名でも使えます。

タイトル名で指定(上記の例)

CHAPS:
  - 準備編:
      - intro.re

ファイル名で指定

ファイル名で指定する場合、part1.reに部の扉ページの内容を書けます。

CHAPS:
  - part1.re:
      - intro.re

ビルド結果

上記の設定でPDFをビルドすると、目次に以下のように表示されます。

第I部 準備編
  第1章 はじめに
  第2章 遊び方
第II部 本編
  第3章 ...

「第I部」「第II部」はRe:VIEWが自動で付与するため、タイトル名に「第1部 準備編」のように書くと「第I部 第1部 準備編」のように重複します。
タイトル名には「○○編」だけにするのがよいでしょう。

部構成の実例

“catalog.yml"ファイルにて、上記で説明した部構成のフォーマット(タイトル名の指定)を適用させます。

ビルドして出力されたPDFは以下のような見た目になります。

よくある間違い

PARTS:という構文は存在しない

「PARTS:」というキーワードを使いたくなりますが、これはRe:VIEW 1.2以前の古い形式です。現在のRe:VIEWでは使用しません。

公式ドキュメントには以下のように記述されていました。

1.2 以前の Re:VIEW ではカタログファイルとして PREDEF, CHAPS, POSTDEF, PART という独立した4つのファイルを使用していました。

use_part: trueは不要

“config.yml"ファイルに「use_part: true」を追加する必要はありません。

“catalog.yml"ファイルで階層化するだけで部構成が有効になります。

同人誌Re:VIEW同人誌

Posted by ipusiron