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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

なぜwouldはwillより丁寧なのか? ~英語初学者のための「wouldの正体」徹底解説~

英語学習を始めると、「wouldはwillより丁寧な言い方です」と教わります。
しかし、多くの学習者はここで引っかかります。
「過去形なのに、なぜ丁寧?」
「過去の話をしているわけでもないのに、なぜ would?」
「willにすると、なぜ失礼・ストレートになるの?」
この記事では、「would はなぜ丁寧に聞こえるのか」を軸に、学校英文法の説明を一段深く掘り下げて解説します。

【結論から】would は「過去」ではなく「距離」

学校文法では次のように習います。

  • will:未来
  • would:willの過去形

これは間違いではありません。

ただし、丁寧表現として使われるwouldは「過去」を表していません。

ここで重要なのが、英語の過去形が持つもう一つの役割です。

英語の過去形は「事実から距離を取る」ためにも使われるということです。

この「距離」があることで、

  • 押しつけがましくない
  • 相手の判断を尊重する
  • 控えめで丁寧

という印象が生まれます。

【補足】willは「未来」ではなく「意志」

学校文法では、willを「未来」と最初に習います。しかし、丁寧表現の文脈では、willは意志を表しています。

“Will you ~ ?"という疑問文は、「~するつもりはありますか?」「~する意志はありますか?」という意思確認です。

これは未来予測ではなく、相手の決断を問う文です。

たとえば、プロポーズの定番表現を見てみましょう。

“Will you marry me?"

この文が4語しかないことにも意味があります。修飾語がない、感情語がない、曖昧さがない。重要な意志決定ほど、短く、明確に、解釈の余地を残さない。これが英語の基本姿勢です。

willは「直球の表現」

まず、willの性格を確認しましょう。

“Will you pass me the salt?"という例文を考えます。

「塩を取ってくれますか」という意味になります。

文法的には正しく、失礼でもありません。ただし、この文は次のような印象を持ちます。

  • 相手がやることを前提にしている
  • 要求がストレート

日本語感覚では、「塩、取ってくれる?」に近い表現になります。

wouldは「一歩引く」

同じ内容をwouldにするとどうなるでしょうか。

“Will you pass me the salt?"

“Would you pass me the salt?"

ここでの変化は非常に重要です。

  • 相手の行動を前提にしない
  • 「もし可能なら」という余白を作る

日本語訳すると「もしよろしければ、塩を取っていただけますか」という距離感になります。

これが、wouldが丁寧に聞こえる理由です。

【補足】would も「意志」を含んでいる

もともとwillが「意志」であるなら、その過去形wouldも距離を置いた意志と捉えられます。

表現意味距離感
Will you ~ ?意志を直接問う近い
Would you ~ ?意志を控えめに問う遠い

つまり、wouldの丁寧さは「過去」から来ているのではなく、意志に対して距離を取ることから生まれています。

なぜ過去形にすると丁寧になるのか?

日本語にも、まったく同じ仕組みがあります。

  • 「ご注文は〇〇でよろしいですか
  • 「ご注文は〇〇でよろしかったですか

意味はほぼ同じですが、

  • 「よろしかったですか」の方が柔らかい
  • 断られてもよい、という余地がある

英語のwouldも、これと同じ心理です。つまり、「過去形=一歩引く=丁寧」となるわけです。

wouldは「仮定」を含んでいる

丁寧なwould表現の多くは、仮定法です。

“I’d appreciate it if you would pick me up."という例文を考えます。

会話でよく使う慣用句です。
『高校英語を5日間でやり直す本』では丸暗記しろと書かれています。
・appreciate「ありがたく思う」
・"I’d appreciate it if you would ~"(~してもらえればありがたいのですが)
itはif以下の内容を受けています。

直訳すると、「もしあなたが(車で)迎えに来てくれるなら、ありがたいのですが」となります。

ここで重要なのは、

  • 「迎えに来る」と決めつけていない
  • 実現するかどうかは相手次第

だからこそ、控えめで丁寧になります。

仮定法=「無理」という誤解

よくある誤解があります。

❌ 仮定法 = 現実と反対
❌ 仮定法 = どうせ無理

これは誤りです。

仮定法は、

  • 実現の可能性が低いとき
  • 相手の意志に委ねたいとき

にも使われます。仮定法は「配慮の文法」なのです。

丁寧さレベル表(will / would / could)

全体像を整理しましょう。

表現丁寧さ距離感ニュアンス
Will you ~ ?★☆☆近い率直・直接
Would you ~ ?★★☆少し距離控えめ・丁寧
Could you ~ ?★★★大きいとても丁寧

※couldは「可能かどうか」ではなく、距離をさらに取るために使われることが多いです。

例文で確認(10文)

  1. Will you pass me the salt?
  2. Would you pass me the salt?
  3. Could you pass me the salt?
  4. Will you close the door?
  5. Would you close the door?
  6. Could you close the door?
  7. Will you pick me up?
  8. Would you pick me up?
  9. Could you pick me up?
  10. Could I ask you a question?

初学者向け練習問題

問題1

レストランで店員に水を頼む。

  • a. Will you bring me some water?
  • b. Would you bring me some water?
  • c. Could you bring me some water?

👉 正解:c

問題2

Will you help me? を、より丁寧に。

👉

Would you help me?

Could you help me?

問題3

Would you mind if I opened the window?

話し手の気持ちは?

  • a. もう開けた
  • b. 開けると決めている
  • c. 相手の判断を尊重している

👉 正解:c

英語英語

Posted by ipusiron